ゼロ円起業の中村です。
先週今週とグループホーム事業者向けの勉強会で講師をしてきました。
グループホームに限らず、どの業種であっても、人の採用を行う際は支給要件を満たしていればいくつかの助成金が受給可能です。
比較的受給しやすい助成金
例えば、有名どころでいうと、
【キャリアアップ助成金】
⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html
この【正社員化コース】は有期雇用契約者を正規雇用(正社員)や無期雇用契約に転換した場合にもらえる助成金で、1人あたり57万円~72万円受給できます。
あるいは、
【特定求職者雇用開発助成金】
というのもあります。
⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/tokutei_konnan.html
ハローワークを通じて高齢者(60~64歳)や母子家庭の母親などを雇用するともらえる助成金で、1人あたり40万円~240万円受給できます。
それ以外にも、
男性社員に育児休暇を取らせると57万円~72万円もらえる【両立支援等助成金(出生時両立支援コース)】や、
人事評価制度を策定し導入することで最大130万円もらえる【人事評価改善等助成金】など、
本当にたくさんの助成金があります。
年間で約3,000件近く出ているとも言われています。
上記で紹介したものは厚生労働省が出しているものですが、中には自治体独自の助成金もあります。
そのため、一度は自分が住んでいる地域の自治体ホームページをチェックしてみてください。
助成金の申請はプロに任せる
これらはすべて、条件に合えば予算が続く限りもらえるものですので、日頃から情報収集をして、自分の事業が条件に当てはまるようだったら、ぜひ申請をしたいですね。
ただ、助成金の申請を自分で行おうとすると膨大な時間と労力がかかります。
なので、できれば知り合いの
【社会保険労務士(社労士)】
にお願いすることをオススメします。
報酬の相場は成功報酬で15~25%というところが多いようです。
社労士は大きく下記2種類に分けられます。
●労務系に強い社労士
●助成金に強い社労士
雇用保険の申請や、離職時の処理などを専門にやっているのが労務系社労士、助成金をメインでやっているのが助成金系の社労士です。
もちろん、中にはどちらもカバーしている社労士もいます。
うちに相談に来る方の中には労務系の社労士に助成金のことを相談して断れている方が実は結構多いです。
どうやら、彼らは助成金についての知識やノウハウが乏しいのと、そもそも着金まで時間がかかる(6ヶ月~1年)助成金を積極的にやりたがらないようです。
助成金の申請は膨大な提出書類があります。
そして、ミスも許されません。
そのため、助成金申請はかなりのノウハウと経験が必要です。
片手間で助成金申請をやっている労務系の社労士にお願いしようものなら、かなり手こずり、必要以上に時間がかかり、次から次へと追加書類を求められ、それだけやったのに結果的に申請ができなくなるというケースもありますので、充分ご注意ください。
弊社で提携している社労士は複数おりますが、皆、助成金に精通している方ばかりです。
もし周りで相談できる助成金に強い社労士がいないという場合はお気軽にご相談ください。
弊社の提携社労士をご紹介いたします。