テナント契約にも連帯保証人は必須

 

ゼロ円起業の中村です。

 

先日ご相談いただいた飲食店を開業予定のお客様。

 

飲食業界で10年経験を積んで、開業を考えているとのことで相談を受けました。

 

自身の強みも理解していて、勝負メニュー(他には絶対負けない一品)も用意していて、出店希望エリアも十分勝負できるエリアだったこともあり、具体的に進めていきましょう!となりました。

 

ただ、1つ問題が・・・

 

「連帯保証人が見つからない・・・」

テナント契約にも連帯保証人はほぼ必須

 

テナント契約をする際、ほぼ間違いなく「連帯保証人」を求められます。

 

保証会社がつくときでも、保証会社が連帯保証人を求めることが多いです。

 

ゼロ円起業を使う際も、一昔前までは連帯保証人がいなくても審査が通っていましたが、最近は連帯保証人が必須となりました。

 

ゼロ円起業の相談に来る方の中にはこの「連帯保証人」で止まってしまう方が少なくありません。

 

もしあなたがこれから起業を考えているのであれば、早めに連帯保証人を探すことをおすすめします。

よくある連帯保証人の条件

 

参考までに、よくある連帯保証人の条件は下記の通りです。

 

・定期的な収入(年齢相応の収入)がある方

・年齢が60才以下の方

・会社の在籍確認ができる方

 

「定期的な収入はどれくらい必要なのか?」とたまに質問されますが、これは大家さんや保証会社によって様々なので一概には言えません。

 

また、親を連帯保証人にする際、すでに定年退職しているケースもあります。

 

この場合、定期的な収入はなく年齢も60才以上となりますが、親の貯金残高を証明して万が一の場合にも対応できることを示すことで連帯保証人として認められたケースもあります。

 

本当にケースバイケースなのですが、スムーズに行くのは上記の条件を満たしている方です。

 

連帯保証人になってもらうというのは万が一の時に相手方に迷惑をかける事でもあります。

 

それを理解した上で、連帯保証人になってもらう必要がありますし、万が一の事態が起きないようにしっかりと事業計画を練って、失敗しないお店づくりが必要になりますね。