ゼロ円起業の中村です。
今日は実際に私が経験した「繁盛店のちょっとした取り組み」をご紹介します。
どれも「ちょっとしたこと」ですが、それの積み重ねが繁盛店に繋がります。
1.【美容室】雨の日の傘レンタルサービス
これはやっているお店も多いのではないでしょうか。
営業中、突然の雨。
お客様が来店時には晴れていたので傘を持ってきていないお客様が多数。
そんな時、すぐにスタッフがバックヤードから傘を用意して傘を持ってきていないお客様に『次回来店時にお返しいただければ大丈夫です』と一言添えて無料で傘をレンタル。
ちょっとしたことですが、お客様が求めるであろうことを先回りして提供するお店としての姿勢が高評価にすながります。
2.「熱いオシボリ」と「冷たいおしぼり」どちらがよろしいですか?
これは長野県でたまたま入った居酒屋さんの話。
季節は初秋。ちょうど季節の変わり目。
席につくと、店員さんが人数分の2倍のおしぼりを持ってきて、
「今日は寒いですね。『熱いおしぼり』と『冷たいおしぼり』をご用意していますが、どちらがよろしいですか?」
と一言。
ちなみに、この時は4名でお店に入ったが、見事に熱い・冷たい半々に分かれました(笑)。
このお店がいつもこのようにしているのか、季節の変わり目だけやっているのかは不明だが、ちょっとした心遣いに全員温かい気持ちになりました。
3.そっと子供におもちゃを差し出す
北海道のとある焼肉屋の話。
子供連れで焼肉屋に行った際、子供の食事が終わったタイミングを見計らって店員さんが大量のおもちゃを持ってきました。
そして子供に「どれでも好きなもので遊んでいいよ」とそっと差し出す。
いつもは子供が先に食べ終わるとぐずってしまい、ゆっくり食事ができないが、この日は夫婦揃ってゆっくりと食事ができました。
4.たまたま誕生日と知って即席バースデーケーキ
これもやっているお店が多いと思います。
東京のとある居酒屋。
店員さんがフランクな人が多く、積極的にお客様と会話するスタイルのお店で、たまたま一緒に行った人が今月誕生日だという話が出ました。
その時は「おめでとうございます!」で終わったのですが、一通り食事が終わったときに店員さんからサプライズのバースデーケーキが。
後日聞いたら、誕生日だと聞いて急いでケーキを買いに行ったんだとか・・・
その行動力がすごい。
5.お客様の靴を温めておく
東京のとある整体院。
移動ばかりで腰が痛くなり、知り合いの紹介でその整体院に行きました。
施術自体も力任せじゃなく触る程度でしたが、施術が終わるとすっかり腰の痛みが引いてて大満足。
しかしそれだけじゃありませんでした。
帰り際、自分の靴を履くと靴にぬくもりがありました。
店長に聞くと、
「せっかく施術で血流がよくなったのに冷たい靴を履いたら台無しじゃないですか。だから少しでも身体を温めておくために靴を温めているんです」とのこと。
お客様のことを考えて、こうしたちょっとしたことを徹底する。
そりゃ繁盛するよね。
まとめ
今回5つの事例を紹介しました。
どれも『ちょっとしたこと』です。
されど『ちょっとしたこと』。
こういうことの積み重ねがリピートに繋がり、繁盛店に繋がりますよね。
「自分がお客様だったらこういうことをしてくれると嬉しい」
という視点を持つことが大切だと改めて感じる体験でした。