人を見下してると人は離れていく

 

ゼロ円起業の中村です。

 

先日、久しぶりに「この人とはもう付き合いたくない!」という反面教師と出会いました。

 

前の会社のお客様で、創業時で資金も少ないということで私自身が格安でホームページを制作してあげた方です。

 

ホームページ制作費も正直利益はほとんどとらず、サーバーの維持費も自社のサーバーを使っていることもあって費用請求せず、サイト修正など何か困りごとがあればできる範囲内で無償でやってあげていた方です。

 

ただ、前の会社を離れたこともあり、ずっと自分がサイト管理をするわけにもいかず、地元でサイト管理をしてもらえる会社を探してもらいたい旨を連絡したんです。

 

で、サイトの移行って結構面倒なので、もし会社が見つかれば直接私がやり取りをして引き継ぎますよ、と伝えていました。

 

その後、折返しのメールを見ると、業者は見つかったということは書いてあったものの、その業者の連絡先も何も書いてなかったので、再度業者さんの連絡先を教えてくださいとメールをしました。

 

そしたら、返信でいきなり「最後まで責任持ってやってください。なので、サイト移行も中村さがやるべきです」という旨の内容が・・・。

 

ん~、そもそもこちらの善意でサイト修正などはしてあげていましたが、契約はサイト制作のみ。その後の管理までは見ないということで制作していたし、とは言え、本来はサーバー維持費もサイト修正も費用を請求するところを創業時で資金もないだろうからとできる範囲内で見てあげていたのに・・・

 

実はこの方、前の会社の時からちょっと難ありのお客様でした。

 

基本、自分は上、相手は下というような言動が多々見られ、当時の内装会社も苦労していた記憶があります。

 

普段、滅多にイラッとしない私でも、久しぶりに反面教師にしたいと思う方でした。

 

・・・ここからは自分にも言い聞かせるつもりで。

 

商売に上下関係はない。

すべてフィフティーフィフティーの関係だ。

お客様にも商品やサービスを選ぶ権利があるが、販売側にもお客様を選ぶ権利がある。

相手を見下していると必ず周りから人が離れていく。

それはお客様にも通じる。

そういう経営者からは遅かれ早かれお客様は離れていく。

だからこそ、常に関係者全員に平等に敬意を払うべき。

お客様だろうと、業者さんだろうと、関係ない。

それができて初めて経営者としてのスタートラインに立つ。

それができて初めて人として真人間のスタートラインに立つ。

 

「人のふり見て我がふり直せ」

 

それを身をもって教えてくれた反面教師でした。

良かれと思ってやったことがこういう形で返ってくるのはとても悲しいなぁ・・・。