ゼロ円起業の中村です。
この志事をしているからというわけではないですが、個人的には銀行融資であれ、リースクレジットであれ、助成金補助金であれ、どんな資金調達をするにも専門家のサポートを受けることをオススメしています。
なぜか?
専門家のサポートを受けるべき3つの理由
理由は下記3つです。
●信用力
●経験値
●時間
信用力がある
例えば、あなたがお金を貸す側の立場だとします。
どこの誰かわからない見ず知らずの人がいきなり相談に来て「金を貸してくれ!」と言われるのと、信用している人経由でこの人はちゃんと返済できると太鼓判を押された人から「お金を貸して欲しい」と言われるのではどちらにお金を貸すでしょうか?
銀行融資では、一個人がいきなり融資の申し込みをする場合、融資実行率は50%程度と言われています。一方、専門家を通じて融資の申し込みをすると融資実行率は90%以上になります。
私たちの会社でも銀行など金融機関からの信用を重要視しています。なので、誰でも資金調達のお手伝いをすることはなく、ある程度の選別は行います。その上で「この人なら自信を持って金融機関に送り込める」という人だけ融資やリースクレジットの申し込みを行っています。それが金融機関から見た私たちの信用にも繋がるからですね。
経験値がある
専門家は様々なケースを取り扱った経験があるからこそ目の前のお客様にとって最適な進め方を知っています。
例えば、美容室でトップスタイリストとアシスタントでは同じ施術をしたとしても仕上がりがまるで違いますよね。トップスタイリストは経験からお客様の髪質や骨格を見て最適な方法を選択しているから上手に仕上がりますが、アシスタントは経験値が少なく応用力がないのでトップスタイリストのような仕上がりにはなりません。
これは資金調達についても同じです。
例えばうちだと様々な業種の資金調達を手伝っているので、美容室だとここは押さえておかないといけない、ラーメン店だと金融機関にここを見られる、など経験があるからこそ金融機関側のチェックポイントを事前に押さえることができるんです。
時間を節約する
時間は有限です。
誰でも1日24時間しか時間はありません。だからこそ、自分の時間は有効に使う必要がありますよね。
資金調達は事前準備が大切です。例えば、コンセプト作成やターゲット選定、収益シミュレーションなどをまとめた事業計画の作成や一発勝負の融資で正式申込をする前に金融機関との事前交渉も必要です。私たちもある程度テンプレート化しているとはいえ、お客様によって状況は様々なのでそれに合わせた準備が必要で、時間と労力を使います。
一方で、経営者のあなたが一番やらなきゃいけないのは開業の準備です。こうした資金調達の準備を自分の時間と労力を使ってやるか、お金を払ってプロに効率よくやってもらうか。もちろん人それぞれの考え方はありますが、私なら時間をお金で買いプロにお願いして自分は開業準備に自分の時間と労力を集中させますね。
まとめ
資金調達を自分でやるか、専門家のサポートを受けるかは人それぞれです。
もちろん、自分ですべてできる人は自分でやってもまったく問題ありません。
ただ、資金調達の確率を上げる、効率よく資金調達するためには専門家の力を借りるという選択肢の方がいいのではというのが私の考えです。
そして、プロにお願いするならきちんといろいろ検索して信頼できる人に依頼してくださいね。