ゼロ円起業の中村です。
私の好きな言葉に「卒啄同時(そったくどうじ)」という言葉があります。
卒啄同時(そったくどうじ)
意味
「禅において、悟りを開こうとしている弟子に、師匠が、うまく教示を与えて悟りの境地に導くことを指す表現。「卒啄」は、何かをするのに絶妙なタイミングを指す表現。」
(実用日本語表現辞典より)
昔、ある方に似たようなことを教わりました。
「師匠は弟子の準備ができたとき現れる」
自分が何かをする時、それを本気で実現したい想うと必ずと言っていいほどそれにぴったりの協力者が現れる。逆に、自分が本気でないと誰も現れない。
私自身、これを何度も経験してきました。
例えば10年前に起業した時、事業のスピードアップを図るために多くの方にプレゼンをし、事業への協力を求めました。
ほとんどの方が口では色々とサポートするよ、と言ってくれるものの実際は何もなし。
この時はきっとまだ自分が本気じゃなかったんだと思います。
それが相手にも伝わったので、何もなかったんだと思います。
その後、苦しい時期が続き、改めて自分の事業を見直し、
「よしっ!これで絶対に大丈夫!あとは行動するのみだ!」
と決意し、これまで以上に本気でビジネスに取り組みだしてからは不思議と協力してくれる人がどんどん集まってきたことを覚えています。
今の会社もそうです。
自分の断固たる決意がないうちは誰も協力してくれませんでした。
しかし、腹の底からこれを絶対成功させるぞ!と決意した瞬間、それを助けてくれる方々が目の前に続々と現れてきました。
私はいつもビジネスは1人では何もできないと思っています。
ゼロ円起業というサービスも、私が入口から出口までを見ていますが、融資は税理士の協力がないとできないし、助成金は社会保険労務士がいないとできません。
内装工事もテナント探しも、すべて誰かの協力があってこそ形になります。
自分一人でできることなど微々たるもんなんですよね。
ただ、協力者がいればビジネスは何倍にも広がります。
その協力者に出会うためには、やはり自分自身が誰よりも本気でビジネスに取り組まなければならないというのをいつも感じています。
自分自身が誰よりも本気になった時、必ず自分が探していた協力者が目の前に現れる。
不思議なものですよね。
理屈では説明できませんが、事実としてこういうことが多々起こるんです。
もしあなたが今のビジネスが上手くいってないと思うのなら、今一度自分自身を見つめ直してみるといいかもしれません。
もし本気スイッチがOFFになっていたらすぐにONにしてください。
そうすれば、きっとどんどん協力者も集まり、いい方向に進むと思いますよ。
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